インデックス投資家が短期的な資産目標を立てるのは無駄なのかを考えてみる

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インデックス投資家が短期的な資産目標を立てるのは無駄なのかを考えてみる
悩んでいる人

インデックス投資って暴落する年は暴落するし、短期的に資産目標を立てても利回りで振り回されるから目標を立てても意味がない気がする。
長期的に資産額の目標を立てるのは良いとして、短期的に資産目標は立てなくて良い?

こんな疑問を解決します。

インデックス投資は米国株(S&P500)への投資の場合、期待利回りは年7%程度などと言われています。

ですので、1年単位で「来年度までに資産額をいくらまで増やせそう」という計算ができるのですが、この利回り年7%というのは長期的に見た時の話なので、暴落すればマイナスの利回りの年もあります。

長期的に見て資産額の目標を立てるのは良いとして、ある程度の資産があると結局利回りに振り回されるので短期的に目標を立てたところで無駄な気がするときがあります。

インデックス投資をしている人が短期的な資産目標を立てるのは無駄なのかについて解説します。

本記事のまとめ
  • 【結論】短期的にも資産額の目標を立てるべき!理由を解説
  • 資産額があまりにも大きければ短期的な目標は意味がなくなってくる
  • 目標を立てることで資産形成のスピードが加速する
簡単に自己紹介
じんのプロフィール画像

じん(仁)

  • 貯金0から資産形成スタート(2018年~)
  • 現在資産2900万
  • インデックス投資がメイン
  • 子持ち会社員(ITエンジニア)
  • 様々な副業に挑戦中
  • 資産形成を中心に情報発信中

>>詳しいプロフィールと資産推移

それではさっそく解説していきます。

目次

【結論】インデックス投資家も短期的な資産目標を立てるべき

【結論】インデックス投資家も短期的な資産目標を立てるべき

結論からなのですが、インデックス投資をしている人でも短期的な目標を立てるべきです。

例として、下記のような人がいたとします。

  • S&P500(年利7%)に現在1000万投資している
  • 年間収入420万、年間支出300万で毎月10万円(年間120万円)を投資に回す

1年後の資産額を想定した結果、1196万円となる。

引用:資産かんたんシミュレーション

このように、1年後の資産額の目標を立てることが可能です。

ですが、投資の利回りは年によって違いますし、暴落するときはマイナスにもなります。

なので、1年後の資産額の目標を立てても利回りに振り回されるので、目標を立てても意味がないと感じる人もいるかもしれませんが、短期的な目標を立てることは重要です。

その理由について詳しく解説していきます。

資産形成における重要な公式

資産形成をするにあたって、知っておくべき重要な式というものがあります。

資産形成における重要な公式

資産増加額 = 収入 – 支出 + 資産額×利回り

これに基づいて資産を1年間でいくら増やせるという計算ができます。

この公式については以下で詳しく解説しています。

暴落した年は「収入」と「支出」を調節して目標達成に向けて行動できる

利回りが年によって異なることを前提に先ほどの公式を確認してみてください。

利回りがもし想定よりも低かったとしても、「収入」を伸ばしたり、「支出」を減らしたりすることで目標に向けて行動することができます。

「資産額」をすぐに調整することはできませんが、「収入」と「支出」でカバーすることができます。

目標を立てずに行動しては、資産形成も捗りません。

上げた収入や下げた支出は翌年以降も継続できる

投資が思うような成績が出ず、目標達成に向けて収入を伸ばしたり、支出を減らしたりすることができれば、それは翌年以降も継続できる可能性が高いです。

収入を増やすという点においては、

  • 副業で稼げるようになった
  • 給料アップの交渉に成功して給料を上げることができた
  • 転職で給料を上げることができた

など、継続して稼げるようになっているはずです。

支出面においても、

  • 不要な保険を解約する
  • 不要なサブスクの解約
  • 通信キャリアの見直し

など、こちらも継続して支出を少なくできるようになっているはずです。

以上のような理由から、インデックス投資において資産増加額が利回りに左右されることを理解したうえで、それでも短期的な目標を立てておくべきです。

【注意】資産額があまりにも大きければ短期的な目標は無駄になってくる

【注意】資産額があまりにも大きければ短期的な目標は無駄になってくる

極端な話ですが、投資額が100億円など大きな額の場合は短期的な目標はあまり意味をなさなくなります。

なぜなら、利回りが左右した際の影響額があまりにも大きく「収入」や「支出」でカバーできないから。

分かりやすいように極端な例を出しておきます。

  • 投資額が100億円
  • 年利5%を想定し、投資から資産が5億円増えるとして目標を立てる
  • その年に株価が暴落し年利-10%で資産が10億円減る

このような場合、目標に対して15億円の差が出てしまい、この金額を「収入」や「支出」からカバーするのは現実的に考えて難しいです。

じん

一部の起業家などであれば可能かもしれませんが。

目安として、インデックス投資の投資額が1億円未満ぐらいならば、1年単位などの短期的な目標を立てておくことで、より資産形成が捗るようになります。

さいごに 短期的な目標を立てることで資産形成のスピードが加速する

いかがでしたでしょうか。

本記事ではインデックス投資をしている人が短期的な目標を立てることの重要性について解説しました。

本記事のまとめ
  • インデックス投資をしている人も短期的な資産目標は立てるべき
  • 株価に左右されても「収入」「支出」でカバーすることが可能
  • 「収入」「支出」は翌年以降も反映できて資産形成がより捗る
  • ただし資産額が大きすぎると短期的な資産目標は株価が左右したときにリカバリーできにくい

資産形成は短期で行うものではなく、長期で行っていくものです。

ですが、1年単位などの短い期間においてもしっかりと目標を立て、その目標のための行動を続けることで、短期の目標が達成でき、そして長期で見たときに大きな資産を築くことができます。

資産形成は投資だけで行うものではなく、収入・支出も大事です。

少しでも参考になれば幸いです。

今回は以上です。

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