2024年6月、総務省が発表したふるさと納税に関する内容について解説します。
結論、楽天市場などを利用してふるさと納税していた場合、楽天ポイントを獲得できていたのですが、そのポイントが2025年10月よりつかなくなります。
お得にふるさと納税を利用できていたのに、残念なニュースです。
この内容について詳しく解説していきます。
- ふるさと納税に対するポイントについての詳細
- ふるさと納税はそれでも利用するべきか
- できるだけお得にふるさと納税を利用する方法
じん(仁)
- 貯金0から資産形成スタート(2018年~)
- 現在資産2800万
- インデックス投資がメイン
- 子持ち会社員(ITエンジニア)
- 様々な副業に挑戦中
- 資産形成を中心に情報発信中
変更された後でもできる限りお得にふるさと納税を利用する方法についても解説するので、ぜひ最後までお読みください。
それでは解説していきます。
ふるさと納税で獲得できていたポイントが獲得できなくなる
ふるさと納税は、楽天市場やさとふるを通して行うことで、返礼品をもらえるだけでなく、楽天ポイントやさとふる内のポイントなどを獲得することができていました。
しかし、総務省は「各サイトのポイント付与の競争が激しくなりすぎて、ふるさとへの応援などの趣旨からずれてきている」として、2025年10月よりこのポイント付与する制度を禁止することを発表しました。
詳しく見ていきます。
ふるさと納税とは
そもそもふるさと納税って何?
と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単に解説しておきます。
生まれたふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度のことです。寄付することで、寄付者にはメリットがあります。
- 自分が住んでいる自治体の住民税の減額
- 税務署から所得税の払い戻し(還付)
- 寄付した自治体から返礼品がもらえる(寄付額の3割に相当する商品が目安)
などのメリットがあります。
自分の支払うべき税金を安くして、その安くした分を別の自治体に寄付することで、返礼品をもらえるというお得な制度です。
税金を安くできる上限金額は人によって異なり、所得などで変わります。上減額までは実質負担2,000円で寄付をすることができ、お得に返礼品をもらうことができます。
ポイント付与の禁止によりどれくらい損する?
今回のふるさと納税のポイント付与廃止でどれくらい損することになるのでしょうか。
実際に僕の例で見ていきます。
僕のふるさと納税の寄付上限額は75,000円程度です。そして、楽天市場を通してふるさと納税をしており、SPUプログラムやキャンペーンのお買い物マラソンなどを利用して、15%程度の楽天ポイントを獲得することができています。
実質負担2,000円で、75,000円の3割に相当する返礼品を受け取ることができ、さらに75,000円の15%に相当する11,250ポイントを獲得することができていました。
この年間75,000円の15%に相当する11,250ポイントが2025年10月以降は獲得できなくなります。
1万ポイント以上獲得できていたものが、獲得できなくなるのは普通にだるいです。
ふるさと納税は利用し続けるべきか
ポイントがつかないならふるさと納税をもう利用するの辞めようかな?
と思っている人がいたら、ストップです。
結論、ポイントがつかなくなってもふるさと納税は利用し続けるべきです。
理由は以下の通り。
返礼品だけでも十分にお得すぎる制度だから
50,000円寄付したら、約3割に相当する15,000円分の返礼品を受け取ることができます。
人気な返礼品は以下のようなものがあります。
- お米
- お肉
- フルーツ
- 海鮮物
- 旅行
- 生活用品
ポイントがつかなくても、受け取ることができる返礼品を考えると十分にお得な制度なので、積極的に利用していきましょう。
実際、僕も毎年お米やティッシュやトイレットペーパーを返礼品として受け取っています。
浮いた食費や生活費を投資に回して、さらに資産拡大させています。
できるだけお得にふるさと納税を利用し続ける方法
今回の総務省の発表があっても、どうせならできるだけお得にふるさと納税を利用したいですよね。
ふるさと納税をお得に利用するためには以下がポイントです。
- 2025年のふるさと納税は9月までに寄付する
- ふるさと納税の寄付はクレジットカードを利用する
一つずつ見ていきます。
2025年のふるさと納税は9月までに寄付する
ポイントがつかなくなるというのは、2025年の10月からです。
2025年分のふるさと納税は9月までに寄付するようにしましょう。それなら最大限2025年も最大限ポイントを獲得することができます。
12月に賞与などがある場合、年間の所得を読みきれないかもしれませんが、おおよその年間所得は分かるはずです。年間所得に合わせた寄付できる金額を9月までにやっておきましょう。
ふるさと納税の寄付はクレジットカードを利用する
ふるさと納税の寄付でのポイントは獲得できなくなると解説しましたが、クレジットカード利用料で獲得できる通常のポイントは変わらずに獲得できます。
例えば、楽天カードは利用料の1%分の楽天ポイントを獲得することができます。
5万円分のふるさと納税を楽天カードを通して行うと、1%に相当する500円分のポイントは獲得することができます。
2025年10月以降のふるさと納税は、ポイントを獲得できるクレジットカードを利用して行いましょう。
さいごに ふるさと納税はまだまだお得な制度!積極的に利用しよう!
いかがでしたでしょうか。
本記事では2025年10月以降、ふるさと納税でポイントが獲得できなくなるということについて解説しました。
- 2025年10月以降、ふるさと納税でポイントを付与しないようにすると総務省が発表
- ポイントを獲得できなくても引き続きふるさと納税は利用するべき
- 2025年分のふるさと納税は9月までに済ませよう
- クレジットカード利用料で獲得できるポイントは変わらずに獲得できる。ふるさと納税はクレジットカードを利用しよう!
ふるさと納税は寄付者に損はなく、お得な制度です。
贅沢品だけでなく、お米やティッシュなど生活必需品にも利用することができるので、ポイントがつかなくなっても引き続き利用していきたいものです。
少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上です。
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