本記事を執筆しているのは2024年8月で、僕は2024年12月末に現在の会社を辞めて脱サラしようと決意しています。
ちなみに、脱サラしようと決意した理由や決意できた要因については以下で解説しています。
脱サラを決意してから1ヵ月が経ち、多くのことを考えるようになり、自分の感情も上下するような毎日です。
自分自身の感情の整理の目的もありますが、これから脱サラしたいと考えている人や、脱サラを決意したけど不安な人などに向けて、僕自身の心境の変化についてまとめていきます。
じん(仁)
- 貯金0から資産形成スタート(2018年~)
- 現在資産2800万
- インデックス投資がメイン
- 子持ち会社員(ITエンジニア)
- 様々な副業に挑戦中
- 資産形成を中心に情報発信中
- 脱サラするタイミングの僕(世帯)のスペック
- 脱サラ決意後の心境の変化
- 不安を取り除くためには行動するしかない
それでは解説していきます。
脱サラするタイミングの僕(世帯)のスペック
脱サラを決意するタイミングは人それぞれだと思います。脱サラするタイミングでの僕の世帯のスペックについて簡単に紹介しておきます。
- 年齢30歳
- ITエンジニアとして正社員として勤務(←これを辞める)
- 妻子持ち(子供一人)
- 妻は正社員(時短勤務)で働き続ける
- 持ち家(分譲マンション)
- 世帯金融資産:約3000万円(住宅ローンの負債は除く)
- S&P500:約60% 現金:約20% 日本株:約20%
- 副業収入3~5万程度
- 過去にブログやYouTubeでも稼いだ経験あり
未来のスペックなので、資産額などについては多少予測値になります。
脱サラ決意後の1ヵ月心境の変化
ということで本題です。
脱サラを決意し、1ヵ月が経ったので脱サラ決意時からどのように心境が変化したのかについて解説していきます。
先にまとめておくと以下の通り。
- 楽しみと不安の両方が大きくなった
- 会社員としての仕事の時間は気が楽になった
- 1日過ぎるのが長く感じる
- 引き下がるなら今しかないかも?という気持ちが出てくる
- 引継ぎのことを考えると憂鬱
一つずつ見ていきます。
楽しみと不安の両方が大きくなった
一番はこれです。
感覚としては、楽しみが少し大きくなり、不安がかなり大きくなりました。
脱サラを決意した直後は、
独立して、さらにバリバリ働いて、今よりも稼いでみせるぞおお。
という感じで、楽しみが100%だったのですが、いざ脱サラに近づくにつれて不安が出てきました。
- 収入を上手く伸ばせなかったらどうしよう
- 稼げなくなったら投資に回せるお金が少なくなるのが嫌だな
- 会社員のときの方が稼げたとなったときに後悔しそうだな
- 稼げなかったときに、両親や義両親からどう見られるのだろうか
- 保険や税金のこととか上手にできるかな
- 社会との繋がりが薄くなって鬱になったりしないかな
いざ、並べてみるとお金の不安がメインです。
月に20万ぐらい副業で稼げるようになってから、脱サラを勧める人が多いのはこういった不安が小さくなるからだろうなと気付きました。
会社員としての仕事の時間は気が楽になった
社内SEとしてITエンジニアをしているのですが、日々かなりのプレッシャー、ストレスがあります。
そのプレッシャー、ストレスがかなり軽減しました。
日々こなしている仕事は変わらずとも、「まあ、最悪あと数か月で辞めるしなあ」と思うだけで気が楽になります。
1日過ぎるのが長く感じる
子供のときクリスマスが大好きで、クリスマスまでの日々が長く感じたあの感じです。
脱サラ後の不安が大きくなったと言いましたが、楽しみも大きいので、1日1日が長く感じます。
「退職まであと何日」などカウントダウンなんてするとさらに長く感じそうなので、カウントダウンはしないようにしています。
引き下がるなら今しかないかも?という気持ちが出てくる
独立したあと、数年経って会社員に戻ろうと思うと、かなりハードルが高いことは想定できます。
「やっぱり独立を辞める」という判断は今しかないのでは?という不安が出てきました。
仕事は選ばなければいくらでもあるというのは、僕の周りの人を見ていても分かります。それでも、やはり不安というのが現状です。
引継ぎのことを考えると憂鬱
部署移動や転職を経験したことがある人は想像つくと思うのですが、引き継ぎはかなり面倒です。
特に現在の仕事で、一人で開発したシステムが多くあるので、それらを引き継ごうと思うと結構面倒なのが想定できます。退職が近付くと引き継ぎが始まるので、この引き継ぎのことを考えると結構憂鬱です。
経験したことがないことは誰しも不安に感じるもの
改めて自分の感情をまとめて気づいたのが、脱サラが近付くにつれて、不安な気持ちが大きくなっていること。
なぜこんなにも不安が大きくなるのだろう。
と考えてみたのですが、脱サラして独立した経験がこれまでにないからだということに辿り付きました。
経験したことがないことをやろうとすると、誰しも不安に感じます。
- 初めて飛行機に乗るとき
- 初めて転職するとき
- 高校・大学に入学するとき
特に環境が大きく変わるときに不安に感じるものです。実際に過去の自分の経験がそうです。
副業で少し稼いでいるとは言っても、会社員としてしか働いてきていないので、大きく環境が変わるのだから、不安が出てくるのは当然だという結論になりました。
不安を取り除くためには行動するしかない
脱サラが近付くにつれて出てくるこの不安をどうするのか、そこが問題です。
不安な気持ちをそのままにしておくことも選択肢の一つですが、脱サラがさらに近付くにつれて不安が大きくなるでしょう。
不安な気持ちを取り払うためには、行動するしかありません。
- 稼ぐことができている副業の収益をさらに伸ばす
- 過去に稼いだブログやYouTubeをもう一度しっかり収益出るようにする
- 自分の金融資産のポートフォリオを見直す
- 支出をさらに見直して余計な出費を抑える
- 税金周りをもっと勉強する
- 引継ぎ用の資料を早めに準備する
- 自分で開発した過去のシステムを自分の中で再度整理しておく
できることは山ほどあります。
不安を取り払うためにはできることを考え、行動することが一番です。
さいごに 不安でもやってみたいならやってみよう!ただし防衛線はしっかり張っておく
以前の記事でも解説したように、不安でも脱サラしようと決意した理由は、家族のこと、自分自身のことなどを踏まえて決意しました。
不安に感じる部分もありますが、日に日に楽しみも大きくなっています。
月並みの言葉ですが、人生一度切りだし、やりたいことをやるべきです。
ただし、何でもかんでもやるべきだとは思わず、生活が困窮しないように防衛線はしっかり張っておくべきです。(特に家庭持ちの場合)
僕自身の場合の防衛線は、以下の通り。
- 金融資産約3000万
- 副業収入が少なからず今からある
- フードデリバリーでも稼いだ経験
- 妻は正社員(時短勤務)で続ける
極端な防衛線ですが、株式からの配当金とインデックス投資を4%ルールに従って取り崩した額と妻の収入で十分に黒字家計です。
もちろん妻の収入を頼りにしているヒモのような男にはなりたくないので、極端な話です。
ですが、僕の収入が0になったとしても生活が困窮することはないというのは、防衛線となり安心できる要因です。
最悪、自分の収入が伸ばせなかった場合は、フードデリバリーなどをがっつり取り組めばいいとも思っています。
今すぐ脱サラしたいけど、防衛線なんてないよ。
という人に個人的におすすめなのが、このフードデリバリーです。
Uber Eats の配達パートナーやWoltの配達員などです。
実際に僕も脱サラを決意するために、Uber Eats の配達パートナーに取り組んでみました。
聞くのと経験するのでは全然違います。実際に経験してみて、「これだったらがっつり取り組めば最悪ある程度稼げるな」と確信が得られたので脱サラを決意できました。
何より自分に合っていたのか楽しいです。
必要なものを揃えれば、誰でもできるので、今すぐ脱サラしたいけど防衛線なんてないよという人は試しにやってみることをおすすめします。
自分語りが多くなりましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
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