楽天証券でクレジットカードを利用して積立投資をしているけど、クレジットカードの種類によって獲得できるポイントが異なるらしい。
どのクレジットカードを利用するのが一番お得なんだろう?
詳しく知りたい!
こんな疑問を解決します。
- 楽天証券のクレジットカード積立は最大15万円まで可能
- 楽天証券で利用できるクレジットカードの種類とポイント比率
- 積立額別にいくらポイントを獲得できるかを比較
じん(仁)
- 貯金0から資産形成スタート(2018年~)
- 現在資産2800万
- インデックス投資がメイン
- 子持ち会社員(ITエンジニア)
- 様々な副業に挑戦中
- 資産形成を中心に情報発信中
クレジットカードを使って、投資信託を積立設定している人は多くいると思います。
楽天証券では、クレジットカードを通して投資信託を購入することでポイントが付与され、お得に投資をすることができます。
ポイントの付与率はクレジットカードによって異なるため、投資額によってお得なクレジットカードが異なります。
結論から言うと、74,000円以上を毎月積み立てするなら楽天ゴールドカード、それ以下なら無料の楽天カードがおすすめです。
それでは、詳しく解説していきます。
楽天証券のクレジットカード積立は最大月15万円可能
クレジットカードによる投信積立設定の上限は10万円です。
クレジットカードによる積立をすることで、嬉しいのはなんといってもポイントが付与されるからです。
楽天には主に3つのクレジットカードが存在します。
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
それぞれのカードによって、ポイント付与率が異なり、どうせ投資するならお得にポイントを稼ぎたいですよね。
さらに、楽天証券では楽天キャッシュによる積立設定ができ、その積立分にもポイントが付与されます。
楽天キャッシュの投信積立設定の上限は5万円です。
楽天キャッシュのオートチャージ機能をオンにしておき、チャージ方法をクレジットカードからにしておけば、クレジットカードの積立設定の10万円に5万円プラスして、最大で月に15万円分の投資がクレジットカードからできることになります。
以前はチャージするタイミングでもポイントを獲得できたのですが、2024年6月に変更があり、楽天キャッシュにチャージ時のポイントは付かなくなりました。
楽天証券で利用できるクレジットカードの種類とポイント比率一覧
先述した通り、3つの楽天証券で利用できるクレジットカードは以下の3つがあります。
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
ポイント付与率をまとめると以下の通りです。
(投資信託の手数料が年率0.4%以上かどうかでポイント付与率も一部変わります。)
(楽天キャッシュは手数料に関わらず0.5%のポイントが付与されます。)
手数料年率0.4%以上 | 手数料年率0.4%未満 | |
---|---|---|
楽天カード | 1% | 0.5% |
楽天ゴールドカード | 1% | 0.75% |
楽天プレミアムカード | 1% | 1% |
楽天キャッシュ | 0.5% |
---|
ポイント獲得のために手数料が高い投資信託を獲得するのは本末転倒なのでおすすめしません。
当ブログでおすすめしている投資信託はemaxis slim全世界株式やemaxis slim 米国株式(s&p500)、あとは楽天・S&P500などは全て手数料が0.4%未満です。
ですので、今回は手数料0.4%未満のポイント付与率を考えて、お得なクレジットカードを考えていきます。
実際に僕が積み立てている楽天・S&P500の手数料は0.077%です。
表を見ると、楽天プレミアムカードが一番良いように思いますが、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードには年会費がかかります。
それぞれのカードの年会費は以下の通り。
カード種類 | 年会費 |
---|---|
楽天カード | 0円 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 |
カードによって、ポイント付与率が0.5%~1.0%と異なるので、年会費でかかる費用よりもさらにお得にポイントが貯められるのであれば、有料のクレジットカードがいいですし、損をするなら無料の楽天カードがいいです。
投資額別に獲得できるポイントを比較
では、毎月の積立設定額によって、いくらポイントを獲得できるのか、そしてクレジットカードの手数料も加味してどれが一番お得なのか検証していきます。
積立設定額が月1万円の場合
ポイント率 | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 600ポイント | 0円 | +600 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 900ポイント | 2,200円 | -1,300 |
楽天プレミアムカード | 1% | 1,200ポイント | 11,000円 | -9,800 |
月に1万円の積立の場合は無料の楽天カードが一番お得です。
積立設定額が月3万円の場合
ポイント率 | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 1,800ポイント | 0円 | +1,800 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 2,700ポイント | 2,200円 | +500 |
楽天プレミアムカード | 1% | 3,600ポイント | 11,000円 | -7,400 |
月に3万円の積立の場合も無料の楽天カードが一番お得です。
積立設定額が月5万円の場合
ポイント率 | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 3,000ポイント | 0円 | +3,000 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 4,500ポイント | 2,200円 | +2,300 |
楽天プレミアムカード | 1% | 6,000ポイント | 11,000円 | -5,000 |
月に5万円の積立の場合も無料の楽天カードが一番お得です。
積立設定額が月7万4千円の場合
ポイント率 | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 4,440ポイント | 0円 | +4,440 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 6,660ポイント | 2,200円 | +4,460 |
楽天プレミアムカード | 1% | 8,880ポイント | 11,000円 | -2,120 |
ここで初めて、一番お得なのが楽天カードが楽天ゴールドカードに変わります。
月に74,000円の積立の場合は、楽天ゴールドカードが一番お得です。
積立設定額が月10万円の場合
ポイント率 | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 6,000ポイント | 0円 | +6,000 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 9,000ポイント | 2,200円 | +6,800 |
楽天プレミアムカード | 1% | 12,000ポイント | 11,000円 | +1,000 |
月に10万円の積立の場合は、楽天ゴールドカードが一番お得です。
積立設定額が月15円の場合
ポイント率 (楽天キャッシュ) | 獲得ポイント(年) | 年会費 | トータル | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% (0.5%) | 6,000ポイント (3,000ポイント) | 0円 | +9,000 |
楽天ゴールドカード | 0.75% (0.5%) | 9,000ポイント (3,000ポイント) | 2,200円 | +9,800 |
楽天プレミアムカード | 1% (0.5%) | 12,000ポイント (3,000ポイント) | 11,000円 | +4,000 |
月に15万円の積立の場合は、楽天キャッシュ分を加味しても楽天ゴールドカードが一番お得です。
さいごに 月に7万4千円以上を積み立てているなら楽天ゴールドカードにしよう
いかがでしたでしょうか。
本記事では楽天証券での積立設定は、どのクレジットカードが一番お得かについて解説しました。
- クレジットカード枠は月10万、楽天キャッシュ枠は月5万で最大月に15万円の積立に対してポイントが付与される
- クレジットカードの種類によって、付与率が異なる
- 月に74,000円以上の積立をするなら楽天ゴールドカード、それ以下なら無料の楽天カードがお得
インデックス投資をしている人で、クレジットカードによる積立設定をしている人は多くいると思います。
どうせ投資するなら、一番お得なクレジットカードを使って投資することをおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上です。
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